英語における括弧、ダッシュ、コンマの違い
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)
- 作者: 森沢洋介
- 出版社/メーカー: ベレ出版
- 発売日: 2006/10/25
- メディア: 単行本
- 購入: 80人 クリック: 383回
- この商品を含むブログ (176件) を見る
英語で補足的な情報を書く場合の手段として括弧、ダッシュ、コンマがありますよね。
この使い分けがよくわからなかったので検索したところ、Grammar Girlにナイスな記事があったので読んで軽くまとめてみました。
Grammar Girl : Dashes, Parentheses, and Commas :: Quick and Dirty Tips ™
括弧
- 注記や説明、コメントなど付属的なこと
- 無くてもその文章で伝えたいことにとって問題がないような情報
- ダッシュを使うほどドラマチックでない情報
- 日付のように表記にコンマを含むものを内包したいとき
- ダッシュを使って区切るほどドラマチックでない個人的意見、感情など
ダッシュ
- ドラマチックなことや重要なこと
- スポットライトを当てたいとき
- 文章をダッシュで遮るほどの価値がある情報(驚くべきことなど)
- 括弧と同じ情報をダッシュで括ることもできるが、ダッシュの方がより情報にハイライトを与えている
- ダッシュを付ける情報が文末に来る場合閉じのダッシュで括る必要はない
- この場合コロンと役割が被るがやはりダッシュのほうがドラマチック
コンマ
- 文章を遮らず流れの一部となる
- なので別視点のコメントや大げさな表現には向かない
- 同格語として、手前の名詞を定義または修飾する目的で使う
- 括弧やダッシュに変えることもできるが特段理由が無ければコンマでいい
- whichやwhoを使う非制限節(nonrestrictive clause)で付記する情報
まとめ
ダッシュはdramaticとやたら書かれていました。確かに日本語でもダッシュは小説的表現のイメージですね。で、あまり必要でないことは括弧、文章の流れを遮らないのがコンマって感じみたいです。
ダッシュの記号について
これを調べるまで気付かなかったのですが、日本語キーボードのゼロの右に付いているのは「ハイフン」で、ダッシュとは別の記号のようです。そしてダッシュにもenダッシュとemダッシュの2種類があり、今回の話で使うダッシュはemダッシュのようです。
- 作者: 石黒昭博
- 出版社/メーカー: 桐原書店
- 発売日: 2013/12/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (20件) を見る